電解水ニュース
2021.07
エナジックインターナショナルも会員の日本電解水協会(JEWA)と帯広畜産大学が共同研究をおこない、次亜塩素酸水(酸性電解水)が新型コロナウイルスの変異株 (イギリス型=アルファ株)についても不活化させる効果があることを証明しました。
6月に発表された同報告によりますと、測定方法は次のとおりでした。
pH2.7 の強酸性次亜塩素酸水(有効塩素濃度 35.2ppm)、
pH4.0の弱酸性次亜塩素酸水(同 36.5ppm)、
pH4.6の微酸性次亜塩素酸水(同 35.6ppm)、
pH5.0の微酸性次亜塩素酸水(同 38.7ppm)
の試験水とウイルス液を19:1の比率で混合させ、20秒間の反応時間をおいて測定しました。その結果、すべてでウイルスの不活化を示したとのことです。 酸性電解水の新型コロナウイルス不活化効果については、これまでもさまざまな研究機関、大学等が実験・証明してきました。北海道大学人獣共通感染センターとエナジックインターナショナルが共同で取り組んだ試験もその一つです(本誌の昨年6月号で紹介)。
これらを受けて、国も「一定濃度以上の次亜塩素酸水が有効」と認めています。朗報ですが、こうした情報は、薬機法など関連法規に抵触しないよう十分に配慮して活用 する必要があります。