健康のために玄米食に切り替えたという友人。やや便秘がちだったのが毎日快調になり、白米ほど量を食べずに済むから、自然とダイエットにもなったのよぉ〜、と話をしてくれました。
「だって、玄米って圧力鍋じゃないと美味しく炊けないし面倒くさいじゃん」って言ったら、「炊飯器でも美味しく炊けるのよ。その かわり、長時間水につけておかないといけないけど」だって。
なぜなら十分に水を吸収させないと、バラバラになったり固くなったりしてマズイ玄米ができあがってしまうんだとか。水の量も白米を炊くよりは少し多めに(炊く合の目盛り+半目盛り分が目安)だそうです。 これらを守って炊いてみました。炊飯器で一晩つけて翌朝にできあがるようにタイマーセット。おっ玄米ごはんができてる(^^)。
浸した時間は約8時間くらいです。ふっくらと炊き上がりました。
■必須条件は十分水にひたすこと!
玄米を美味しく炊くポイントは「水」に十分浸すこと、ということがよくわかります。
以上は水道水で炊いたときのことでしたが、では還元水ならどうでしょうか。まず、実際に炊く前に、ちょっと実験をしてみました。
2つの容器を用意し、軽く洗った玄米1号の約1.5倍分の量の水道水と還元水をそれぞれに入れます。両方の水に浸して3時間ほどたった時、浸してある器を持ち上げてみると、還元水に浸しているほうが重いのです。
これは還元水の浸透力のほうが水道水より高いためですね。玄米がおもいっきり還元水を吸収しているのが、感じられます。
■冷めても還元水炊き玄米は美味!
そのあとで、水道水の時と玄米も水分も同じ量で、つける時間も炊飯時間も同じにして、還元水で炊いてみました。
すると、水道水に浸したものも、一晩おいて炊き上げましたから、硬いということはありませんでしたが、還元水炊きの方が、水道水より柔らかくなり、食べた時の感触がとてもよいのです。やっぱり味わいでは、還元水の勝利!
炊き上がった玄米をおにぎりにして、3時のおやつでいた だきました。冷たくなると玄米はおいしくないといわれますが、還元水で炊いた玄米はそんなことありませんでしたよ。
冷めてもおいしさは変わらず。プチプチとした歯ごたえも健在でした!