2月号の原稿のテーマをどうするか考えているさなか、新型コロナウイルスの日本人感染者がついに出たと報道で知りました。それ以降、昨年12月に最初の感染者が発生した中国はもちろん、日本でも世界各国でも感染者は増え続けています。
これはたいへん! 切実な問題なので、強酸性電解水による「新型コロナウイルス対策」を考えてみたいと思います。
■4つの感染予防策とは?
まず感染の仕方ですが、飛沫感染と接触感染の2つが挙げられています。前者は、感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫とともにウイルスが放出され、それが別の人の口や鼻から吸い込まれて感染する、というもの。
後者は、感染者がくしゃみや咳を押さえた手に触れた物に触った人が、自分の口や鼻を触って粘膜から感染する、というものです。
感染予防策としては――①人込みを避ける、②(室内で) 適度な湿度を保つ、③マスクの着用、④手洗いとうがいの励行――が挙げられます。
ここでは強酸性電解水を使ったのを取り上げてみます。その理由は、強酸性電解水に高い殺菌力があるからです。
たとえば以前、エナジックが北里環境科学センターに委託研究した電解水の効力評価試験の結果を見ると、それは一目瞭然です。
■証明された強酸性水の高い能力
レベラックSD501が生成したpH2.2の強酸性電解水に、黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌O157、緑膿菌、サルモネラ菌などの「試験苗」7菌種を浸したとこ ろ、いずれでもごく短時間の殺菌効果を認めたのです。
こうした“バスター効果”を持つ強酸性電解水と、汚れ(油脂成分)取りに最適な強還元水による手洗いの手順を示しておきます。
まず強還元水で最低15秒間、手のひら、手の甲、指先、爪の間をていねいにこすります。それから親指を中心に指の間を洗い、最後に手首もしっかり洗います。次 にこれと同じ手順で、最低15秒間、強酸性電解水を流しながら手洗いをしましょう。
④で挙げた「うがい」も大切です。帰宅した折や、出かけている間でも可能なら、強酸性電解水でノドの奥まで念入りに何度もガラガラさせると良いでしょう。以上のような予防策で、新型コロナウイルスに立ち向かおう!